季節が進み、庭の景色も少しずつ変わってきました。
春のような華やかさはないけれど、それぞれの植物が自分のタイミングで咲き始めていて、そんな様子を見ているだけで癒やされます。
6月から咲き始めたタイサンボク・リトルジェム
初夏の訪れを告げるように6月から、ぽつぽつと咲き始めたリトルジェム。
白くて大きなお花は、まるで庭のアクセントのようです。
7月の今でもちいさなつぼみをつけています。まだ咲くかな?
その花びらは磁器のようにしっかりとしていて、上品なのに親しみやすい雰囲気。
少し離れても香る甘い香りは、風に乗ってふとした瞬間に気づかせてくれます。
「咲いてるかな?」と、毎朝つい見てしまう存在です。

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蕾がふくらむ楽しみ——マダガスカルジャスミンとノリウツギ
マダガスカルジャスミンの蕾がふっくらとしてきました。
「もうすぐ咲くかな?」と、毎朝の観察がちょっとした楽しみに。
このジャスミンは、高松の人気園芸店「gardens」で一目惚れして購入した思い入れのある植物。
冬の間は室内で管理して、大事に育ててきました。
マダガスカルジャスミン価格:1999円 (2025/7/20 10:02時点) 感想(2件) |

ノリウツギ(スカイフォール)も、1メートルを超えるまで成長。
蕾がたくさんついていて、咲いたらきっと涼しげな白い花で庭を明るくしてくれるはず。
ただ最近、コガネムシ(地元ではカナブンと呼んでいました)が葉っぱを食べてしまい、泣く泣く殺虫剤を使用しました……。
咲き揃う草花たち——千日紅とバーベナ・ボナリエンシス
夏の庭に欠かせない存在が、千日紅とバーベナ・ボナリエンシス。
千日紅は1年草だけど、ものすごく丈夫で長く楽しめます。
去年植えたときは秋まで姿がほとんど変わらず、白いぽんぽんと咲く姿がとても涼しげ。
切り花やドライフラワーとしても大活躍です。

そして今年新しく迎えたのが、バーベナ・ボナリエンシス。
「三尺バーベナ」とも呼ばれ、風に揺れる背の高い姿が軽やかで、暑い夏の庭にぴったり。
尊敬しているガーデン系YouTuberさんが紹介していて、ずっと探していたら、いつもの園芸店で偶然発見!まさに運命の出会いでした。
水切れさせてしまったこともあったけれど、地植えにしたらしっかり復活。
丈夫でかわいい、無敵のお花です。

葉っぱが主役になる季節も、悪くない
夏になると花の数が少し落ち着いてきます。
でもそんな時こそ、リーフの美しさが引き立ちます。
ヒューケラやアジュガのカラーリーフがつくる色の重なりや質感の違い。
春に元気だったホスタは日差しにやられてしまいましたが、オレガノ・ケントビューティーは葉先がほんのりピンク色で、花の少ない季節でも庭に優しい彩りを添えてくれます。

葉を見つめていると、花が咲くまでの「待つ時間」も、実はとても楽しいものだと気づかされます。
おわりに:今日も庭に癒やされて
満開ではないけれど、少しずつ咲く今の庭もすごく好きです。
花も葉も、毎日少しずつ変化していて、その小さな命に元気をもらっています。
派手さはなくても、毎朝「今日はどんな様子かな?」と庭に出る時間が、なによりの癒やしです。
これから暑くなっていく季節。
花も葉も、そしてわたし自身も、ゆっくりと歩いていけたらいいなと思います。
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