
家を建てたら、家が好きになって
庭ができたら、庭も好きになった
私はもともとアパート暮らしで、庭どころか植物にもまったく興味がなかったんです。
観葉植物にも興味がなくて、「庭にはシンボルツリーが1本あれば十分」って思っていました。
でも、BBQや家族で過ごす庭には憧れがあって。
だから、家を建てるときに芝生を全面に植え、50cm×50cmの大型鉢には紅葉(イロハモミジ)を植えてもらうことにしました。

最初に植えたイロハモミジが枯れちゃった
街路樹って、誰かが水をやっているわけじゃないのにどんどん大きくなりますよね。
だから私も、木って勝手に育つものだと思っていたんです。
芝生は「根付くまではしっかり水やりを」と外構屋さんに言われていたので頑張っていたけど、
木の水やりは完全に自己流。適当なタイミングで、量も分からず、葉水なんて知らなかった。
そのうち、だんだん元気がなくなって、冬を越えても春になっても…芽吹かない。
親戚のおじさんが来たときに言ったんです。
「紅葉はもう芽吹いてていい時期だよ。こりゃ枯れてるね。」
確か、5月ごろだったと思います。
言われてようやく「あれ…そういえば?」と気づく私。
心の中で「チーン…」って音が鳴りました(笑)
そして思ったんです。
シンボルツリーが枯れていると、家そのものが寂しく見える。
なんとなく、家が“元気がない”ように見えるんですよね。
それで、植え替えることにしました。
植え替えたのはユーカリポポラス
植え替えを決意して探していると、目にとまったのがユーカリポポラス。
葉っぱが丸くて、やさしい銀葉。見た目がとても可愛くて、一目惚れしました。
ドライフラワーや花束の花材としても人気があって、飾るだけでも絵になります。
一度目は、植え付け費も含めて5万円の木を選んで枯らしてしまったので、
今回は気負わずに700円の苗木からスタートしました。
最初は高さ50cmもなかったけど、今では3m近くに育っています。
風に揺れる姿も涼しげで、見ているだけで癒されます。
少しカットして花瓶に挿すだけでも、とてもかわいいんです。

水やりが癒やしの時間
庭って、始める前は「手入れが大変そう」「草抜き面倒くさそう」と思っていました。
でも、好きな植物に囲まれて、庭で過ごす時間は想像以上に癒やされます。
仕事、家事、育児……日々のストレスやモヤモヤも、庭に出て水やりをしていると
ふっと緩んでいくんです。不思議ですよね。
調べてみると、植物に触れることや自然の中で過ごすことがストレス軽減につながるという研究もあるそうです。
(→室内の植物が人間の心身に及ぼす影響に関わる研究の 現状と …

J-Stagehttps://www.jstage.jst.go.jp › article › jjsrt › _pdf)
だから、私のこの“癒やされる感覚”も、あながち間違いじゃなさそうです。
朝の10分、息子を送り出したあとのお庭タイムが、私にとって大切な時間になっています。

今日も、お庭タイムで1日がスタート
バタバタな毎日だけど、庭に出て、植物に触れて、水をやって。
それだけで心が少し整う気がします。
今日もお庭タイムして、1日を始めます🌿
コメント