
初めて梅干しを漬けました。
その名も「さしす梅干し」。
初めてにしてはとっても美味しくできたのでレシピを紹介します。
さしす梅干しとは
この梅干しは横山タカ子さんの「私の梅仕事」という本に載っている梅干しのひとつ。
さ……砂糖
し……塩
す……酢
で作った液に梅を漬けるんです。

こんな人におすすめ
- 初めて梅干しを作る人
- 梅酢が上がらなくてカビた人
- 酸っぱすぎる梅干しが苦手なお子さん
- 塩分ひかえている方
さしす梅干しって、酢が入っているから、梅酢が最初から結構あってちゃんと梅が浸るんです。
だからカビたりしにくい。
砂糖・塩・酢が入っているので、味がまろやかで、お子さんにもぴったり。
うちの子も喜んで食べました。
レシピ
〈材料〉
- 完熟梅 500g
- 砂糖 150g
- 塩 50g
- 酢 200ml
〈道具〉
- 保存容器(漬ける用)
- 保存容器(干したあと用)
- 爪楊枝、竹串
- アルコール(消毒用)
- 梅を干すためのザル
ザルはもっていなかったので無印良品で購入しました。
「竹材 ござ目編み 盆ザル 大」です。
茹でたあとの野菜を置くのにも便利!見た目も好き!
〈作り方〉
梅の下処理は青梅とは少し違います。水に一晩付ける必要はないです。
完熟した梅で作る方が柔らかくて美味しいので青かったら追熟させてください。
1.梅を洗う。
梅を流水で優しく洗い、表面のゴミを落とします。
傷や傷んでいるところはナイフで切り落とします。
2.ヘタを取り、しっかり乾かす。
爪楊枝や竹串で梅のヘタを取ります。我が家では竹食いはほとんど使わないので、爪楊枝。
全然不便なく使えます。
その後、キッチンペーパーなどでしっかり水気を取ります。梅仕事ではこの水気を取ることでカビの予防になります。
3.容器の消毒をする。
容器はきれいに洗い、水気を拭き、アルコール消毒をします。煮沸消毒でもいいです。
今回は光にあたらないように実家のタッパーを使いました。
透明じゃないほうがいいけど、透明でも冷暗所に保存すればいいと思います。
4.いよいよ漬けます。
砂糖・塩・酢を混ぜ合わせて「さしす液」を作ります。
梅を保存容器に入れてさしす液を回し入れます。
浮いた梅はお皿等で抑えるとしっかり浸かります。
5.冷暗所に保管する。
冷暗所で1ヶ月ほど漬けます。
6.土用干し
1ヶ月漬けたあと、三日三晩外で干します。
(梅雨の開けた晴れの日が続くタイミングで梅を干すことを「土用干し」っていうんだって!)
梅を清潔なお箸などで取り出して、ザルに並べ天日に干します。
1日1回梅を裏返します。
三日三晩ほして梅の表面がサラッとしていたら完成です。
ポイント
もし雨に濡れちゃったら、梅酢に浸して再度干します。使った液は捨ててね。
天気予報は見て、干す日を決めるほうが楽だけど、雨が降りそうなときは室内に入れてもGOOD
出来上がりがこちら

酸っぱいけど、酸っぱすぎず、柔らかくておいしい!
職場の人にも少し食べてもらったけど大絶賛いただきました!
来年は2kgぐらいつけようかなと思っています。
出来上がったさしす梅干しは容器に入れて冷蔵庫で保存します。
さいごに
このさしす梅干し、梅干し作りはしめての方は本当に作ってほしい。
梅が柔らかくて酸っぱすぎず、美味しいんです。
夏の疲れも吹っ飛んでほしい。
次回は梅仕事では最後の紹介梅シロップ(はちみつ煮)です。これはすぐに出来上がるので、「もらった梅、はやくたべたーい」って方におすすめです。
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